1994年11月14日〜11月21日

古谷道生展





今夏、古谷氏とカシュガルからパミールを越えガンダーラへと旅をした。

摂氏48℃―荒涼たる砂漠地帯で、

イスラム教寺院の鮮やかな陶壁の色が、ひときわ美しく感じられる。

陽が沈むと、持参の酒をくみかわし乍ら、

風土の違いや日本特有の焼〆の魅力について語り合った。

肴は天上に煌めく満天の星―とでもしておこう。