2010年4月13日〜4月22日


西岡良弘展XI
 





-----------------------------------------


 2010年7月6日〜7月16日


小川待子展
 




一見すると鉱物の欠片のようだが、…実は蓋物(香合)である。

しかし、どこで開けるのか、どのように制作したのか判らない不思議さ。

剛にして繊細。

そこに在るだけで、原始の匂いに包まれる。

小川待子の独創世界をおたのしみください。


-----------------------------------------


 2011年5月17日〜5月27日


松田正平展 VIII
 



一見すると鉱物の欠片のようだが、…実は蓋物(香合)である。

しかし、どこで開けるのか、どのように制作したのか判らない不思議さ。

剛にして繊細。

そこに在るだけで、原始の匂いに包まれる。

小川待子の独創世界をおたのしみください。


-----------------------------------------


 2010年9月7日〜9月14日


佐村憲一展





よくぞここまで表情豊かな竹を探したものである。

その竹を截り、削り、穿ち、どこから見ても佐村憲一が、

そのまん中にドッカと坐っているような花入に仕上げた

心意気は見上げたものだ。

一見、枯れて煤けた竹だけれどその内には溢れるばかりに気が満ちている。

還暦を過ぎても頭も顔も、人間も丸くなったと思ったが、

まだチクチクと、人の遊び心を刺激したいらしい。


林原美術館館長・静岡文化芸術大学学長

熊倉功夫


-----------------------------------------



 2010年11月9日〜11月19日


阪口鶴代展





一人で対峙したい絵画がある。

自分を顧みるのか、それとも捨てようとするのか…

心根を投影されるような感覚をおぼえる。

作品はナイーブな純度の高み。

この時代に、阪口鶴代という画家が存在することの意味を今問うてみたい。



-----------------------------------------



 2010年11月30日〜12月10日


三原研展 それから





三原研さんは寡黙なせいか堅物に見える。

…が、実は結構ひょうきんである。

時折いただく手紙や挿絵もウィットに富んでいる。

この発想力が無ければ、これだけユニークな作品も生まれてこないだろう。

言葉では表現できない、伝えられない思いを造形に託すタイプだ。

今回も『静かなファイター』は思いもよらぬ造形美を発表する。