展覧会のお知らせ

松田正平 展 XIV

7月7日(火)~17日(金)


会期中無休 11~17時








正平さんが亡くなり十六年。

笑顔の自画像は相変わらず可笑しくも、

思い出は寂しさと共に甦る。



山口県宇部市の正平さんの御自宅を訪ねると

お好みの珈琲豆ピーベリーで先ずは一服。

その後、使い込んだソファーに腰掛けた正平さんは

身体をかがめ、床に置いてあるおおきな硯で墨を擦る。

追えるとベニヤ板を膝上に置き、和紙をのせ

試し書きの横線を数本。

このような手順から文字を書く姿を幾度と無く拝見してきたが、

一画、一画、一点の筆運びに、

これ見よがしなところは一切無かった。

正平さんの「書」は、静かな呼吸をするようだった。






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